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It slowly ruins.

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□ DD(氷レイ) □

曖昧resolution

さぁああって。時々スイッチはいるぜぇえええというわけで氷レイです。
今回は問題大有りなレイジと氷室の関係の根底部分を、羽柴くんと共に追っかけていきましょう。
というか羽柴ってヤーさんの息子ってマジ?
因みに氷室さんがすごい駄目人間注意(今更?





「未だ縁切ってないの?」

都内バー。
正直彼のおごりでなければしがない獣医など入ることすら躊躇うだろう。
当初愉快な酒の席だったが、ふいに切り出された問いにレイジはなんともいいがたい様子で顔をゆがめた。

「切り方知ってる?羽柴は」
「勿論。
名前を変えて、顔を変えて。この町から消えればはい、それまで。
なんなら紹介しようか?仕事も込みで」

悪びれない。
ごく自然に非常識な提案を口にする彼に、だがレイジは頭を掻く。

「説得力あるけど頷けねーなぁ」
「そうかい?説得力があるならまだ良かった」

奇妙な言い方だ。
どういういう意味だ?という目線を、彼は受け、些かオーバーに頷いてみせる。

「だって相手はあのヒカルだよ?名も姿も多分二の次。
レイジくんのこと、それこそ地の果てまで追っかけてくるだろーなぁ、と」
「だよなぁ」

・・・・・・・

「否定しないね」
「ストーカーされ暦が長いから。
ほんっとに長ぇから
「うん。とりあえず呑みな、レイジくん」
「さんきゅー、はしばー」

甘えてくるどこか幼さを残す、そういう意味では変わっていない友人に、だが彼はきっちり距離をとる。
だって未だ死にたくないから。

「ところで僕は大丈夫だよね?」

もちろん、危険なのは件のストーカー殿。

「大丈夫だろ、定期的に餌やっとけばそう食ってかかんねーって」

一応友達だろ?
あいつが僕を友達だと想ってたことあったかなー?
大丈夫か、ソレ
うーん……

「それにしても君のヒカルに対する考えがひしひしと伝わってくるね」
「まぁな」

そこで彼は話題を変えた。
いや、話題自体は同じなのだが、少しだけ、質問を変えた。
それは奥さんを愛してると言い切ってるのに、その影で男と不倫関係を続けている、なんとも奇特な友人への純粋な疑問だった。

「ねぇ、ヒカルのこと、好きなの?」

自分自身を「餌」と言ってる。
そんな人物が、けれど恋愛感情がないとも思えないという不思議。

「さぁ、わかんね」

対する当人は、困ったような、けれどどこか悪戯めいた目線でそれに応える。

「わかりたくねーんだ。多分」
「・・・・・・」

「でも多分だけど、氷室が俺から離れたら、俺はほっとする。結構素直に受け入れられると想う」
「うん。じゃぁヒカル次第?」
「多分な」

あくまで、多分。
実際現実そうならないとわからないだろうが、困ったことに現実そうなる可能性は今のところ皆無と言っていい。

それでも。
この誰からも愛される少年が成長し、誰かのものになっているというのに諦めきれないことを「許された」友人に。
彼はあきれたため息を心中で零した。


========
男連中にはバレてればいいよ。
・・・・・どんどん泥沼になってくな、この二人

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Date:2011/01/13
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