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It slowly ruins.

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□ Gleipnir/avalon □

avalon

はぁい。寒い寒い。
avalon
 +まどかさん。たぶんお約束っていうか何番煎じかっていう話


============


長い桃色の髪を揺らして、一人の少女が走っていた。
このあたりの学校の制服ではない。短いスカートが翻る。
浅い息と小走りの様に彼女が普段あまり運動をしていないことを物語る。

それでも彼女が鬼気迫るまでの表情で走っているのは確かなことだった。
浅い息がもつれる足が、それでも前へと向かわせる。

「あっ」

だが不慣れな全力疾走が彼女の足をもつれさせた。
ぐらつく体。
まさに羽のような細い体が大きく傾げ。


「きゃっ」
「あぶねっ」
「あ」

だが彼女はアスファルトに激突することなく、しなやかな腕に支えられていた。
少女とはいえ人ひとりの重さだ。
だが彼女を支えた腕は揺るがず、驚くほどの安定でそのまま彼女が自力で立つまで支え続けた。

「あ、ありがとうございますっ!」
「大丈夫か?」
「はい。すいません、急いでいて」
「いや」

銀髪の、おそらくは30代半ばだろう眼鏡の男は少し困ったように少女の謝罪を遮った。
それから一通り眺めるように彼女を見て、困ったなと口にする代わりに頭をかいた。
それから半ばため息のような口ぶりで彼女を見据え、きっぱりと告げた。

「なんで“神様”がこんなとこに?」
「ふぇっ?!」

彼女、鹿目まどかは目を丸くし、声をかけてきた男……小林をじつと見つめた。
そんなことで答えが出るはずもなかったが。

「あ、あの」
「ん?」
「このあたりに、大十字さんていう探偵さんを知りませんか?」
「え、あれ絡みなのか」
「あ、いえ。あっちじゃないんだけど助力してもらえればなーって」
「………ふぅん。まぁいいや。あれに頼るってことはそれなりに大変なことになってんだろ?」
「あ、はい」
「こんなかわいい子が困ってるんだ。あいつが動かないはずがないよな」
「ふわぁあ?!」



「あ、小林さんがかわいいおにゃのこナンパしてる」
「植木にいうぞ、おっさん」
「誰がナンパだ、泉。あと良守、てめぇこそそこのミニマムと一緒してたって時音にいうぞ」
「これに女を感じろと?」
「あー、よっしーひどーいっ」
「だってこな姉中身完全におっさんじゃん。
かが姉にケーキ作りたいんだってさ、この人」
「うわぁあ、いっちゃやだよ恥ずかしいっ」
「そーか。ま、とりあえずいくか、お嬢さん」
「えっと、は、はい。小林さん。私、まどかです。鹿目、まどか」



・・・・・・・・・・・
例によってなにがやりたいやら
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Date:2012/01/29
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